| 2006年８月３日（木） |
8:05 ヘレナ小屋⇒ 9:30 フェレのコル (2,537m)⇒ 12:30 フーリ村 (昼食）
14:20 (バス） 14:50 シャンペ (歩行3:45） |
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お天気が気になったので、６時に外に出ようとしたら、ドアは全部しまっていました。小屋の人に「外は、霧がかかっていて、凍えるほど寒い。ドアは、７時に開ける」と言われました。
７時に外に出たら、一面にガスがかかり、雨が降っていました。雨は強くなったり、弱くなったりして降っていました。 |
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７時に朝食です。朝はどこでもコンチネンタルスタイルです。パンやシリカルとバター・ジャム・お茶だけの簡単な食事です。
朝食を食べ、身づくろいをして出発です。上下とも雨具をつけ、ザックカバーをして、雨の中を歩き出しました。
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| 歩き始めは、急な登りです。雨も激しくなりました。段差のある登りでもないのに、膝に違和感がありました。はじめは膝をかばって歩いているうちに、少しみんなと間があき、それを気にすると息があがり・・と最悪のコンディションでした。 |
段々風が激しくなりました。やがて、雨はみぞれから雪に変わりました。手袋はビッショリ濡れてきて、頬をうつ雪が痛くなります。目出帽がほしいほどでした。
フェレのコルには、１時間半ほどで到着しましたが、すごい吹雪でした。ここはイタリアとスイスの国境です。写真を写したかったけれど、カメラも出しにくかったし、寒いし、急いで通り過ぎました。もちろん展望はゼロです。 |
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コルを過ぎスイス側になると、風も弱くなり、寒さも和らぎました。
それにしても、８月の写真には見えませんよね。
これもいい思い出です。でも・・
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一面の雪景色。山も白くなりました。そして、楽しみにしていたお花畑も、雪をかぶってしまいました。
お花畑
晴れていたら咲き乱れる花を見ることができたでしょう。 |
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下るにつれ、雪はやみました。そして雪の下から、お花が顔を出し、ぱっと開きました。雪が降っている時は閉じていたのでしょう。 |
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１時間半近く下った所に小屋がありました。小屋で暖かいお茶を飲み、濡れた手袋をストーブのそばで乾かしました。
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シレネ・ディオイカ
ナデシコ科 |
雨はやんでいましたが、小屋を出るときには、また降り始めました。雨具は脱げないけれど、でも暑くないので、着ていても苦になりません。
小屋からは、小雨の中、車道を歩きました。 |
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フーリ村に着きました。アルプスの家はお花がきれいです。ゼラニューム・ペチュニアなどのお花が窓にそして庭にも配置よく置いてあります。思わず「きれいね〜」の声があがります。 |
| 村のレストランで濡れた雨具を脱ぎ、昼食です。今日は小屋で作ってくれたお弁当です。大きなパン2個とりんご・トマト。パンは１個食べるのがやっとでした。レストランで野菜スープとカフェラテを注文しました。 |
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←レストランの前にあった教会
ここから、マイクロバスでシャンペに行きました。
↓ レストランに咲いていた花です。 |
フクシャ
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エリンギュウム
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今夜のロッジです。
ロッジに着いてから、濡れた衣類を乾かし、シャワーをしました。ロッジも山小屋も変わりはなく、シャワーは共同です。シャワーは、やはり続けて使うとお湯がぬるくなりました。しばらく時間をあけると、また熱いお湯が出ました。 |
雨は降ったりやんだりしていました。
雨が小降りになったころ、シャンペを散策しました。ここは保養地です。湖があり、スーパー・商店・レストランが、あちこちにあります。
これは、レストランです。→
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ロッジの清潔な食堂での食事です。スープ・パスタ・サラダ・デザート。新鮮なサラダがうれしかった(^・^)
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トレッキング最後の夕食でした。トレッキング中、ほとんどが清潔な食堂で、気持ちよく食事ができました。
毎日の行動中の水は、水道水が飲めるということだったので、テルモスに水道の水を入れて歩きました。小屋ではペットボトルは買えなかったような気がします。 |